的矢かきの日(4月1日 記念日)

三重県志摩市にあり1925年(大正14年)創業の有限会社佐藤養殖場が制定。

「的矢(まとや)かき」とは、同養殖場が生産する牡蠣で、初代社長の佐藤忠勇(さとう ただお、1887~1984年)氏が、現在日本中で行われている牡蠣垂下式養殖法の技術を確立させた際より生産されている三重ブランド認定第一号の牡蠣。志摩市の的矢湾で生産されることから「的矢かき」の名前で呼ばれる。

的矢かき

「的矢かき」の名を高め、養殖牡蠣の先駆者である佐藤氏の功績を称え、日本の高品質の牡蠣づくりの志を後世につないでいくのが目的。

日付は人生をかけて「的矢かき」を生み出した佐藤氏の命日・1984年(昭和59年)4月1日から。記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

感動する牡蠣をお届けしたい。創業して100年を迎えようとする今もその想いは変わらない。創業者・佐藤忠勇氏により、現在全国に広がる垂下式養殖法という技術の確立、生食用紫外線殺菌浄化システムなど数多くの牡蠣養殖の常識が作られ、牡蠣養殖産業のパイオニアとして価値を創造してきたことは、同社の誇りである。

伝統を守りつつ、変化する社会情勢や自然環境に対応しうる技術を革新し続け、経営体制が一新された今、新たな100年へいつまでも感動する真心を込めた「的矢かき」を作り続けていく。

現在、全国約400のレストラン・ホテルなどに直接出荷しており、とても高い評価を受けている同社の自慢の商品が、オンラインストアでは個人の人も購入できる。自宅用や大切な人へのギフトとして利用できる。

牡蠣料理

また、直営レストラン・的矢かきテラスが2022年(令和4年)1月にオープンした。的矢湾の牡蠣を1年中食べられるお食事処である。同社が自信をもって提供する「的矢かき」の生牡蠣をはじめ、カキフライや伊勢志摩で人気の食べ方「カンカン焼き」など季節ごとに楽しめる牡蠣料理を用意している。

関連する記念日として、「勤労感謝の日」でもある11月23日は「牡蠣の日」、11月は牡蠣が美味しくなる時期で、21日は「フ(2)ライ(1)」と読む語呂合わせから11月21日は「かきフライの日」となっている。

リンク佐藤養殖場Wikipedia

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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