東京都港区新橋に事務局を置き、社会にふりがな(ルビ)を適切に増やすことで、あらゆる人が学びやすく、多文化が共生する社会づくりを目指す一般財団法人・ルビ財団が制定。
日付は「ル(6)ビ(2)」と読む語呂合わせから6月2日を記念日としたもの。
ルビ(ふりがな)は文字を読むための大切なツール。その重要性を広め、誰もが読みやすい環境を整えるのが目的。教育現場や出版業界、行政においてルビを活用する機運を高めることも目指している。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。ルビ財団ではこの日を「#ルビフル」で盛り上げようと呼び掛けている。
一般財団法人・ルビ財団は2023年(令和5年)5月24日に設立した団体。出版物におけるルビの普及・活用の促進を目的に活動する。また、国語能力及び知的好奇心・思考力の向上に寄与するとともに、外国人や障害のある人を含むあらゆる人の暮らしやすい多文化共生の社会づくりに寄与する。
子どもは、好奇心で生きている。先入観にとらわれない子どもたちに「むずかしい」は存在しない。「なんで?」と「どうして?」の先へ嬉々(きき)として駆けだす。
ところが、読めない漢字がワクワクの前進力を妨げてしまう。小さな恐竜博士や歴史博士が求めているのは、みずから先へ進むチカラ。ふりがな(ルビ)は、小さな配慮で手に入れられる好奇心のバリアフリーである。
ルビは、日本語が苦手な外国ルーツの人々や読み書きに困難を感じる人たちにとってのユニバーサルデザインでもある。物知り顔の大人だって、ルビのおかげで難読書に手が伸びるかもしれない。
世の中にルビを増やすためには、出版社や図書館、書店で働く人たちの協力が必要である。ルビの多い本を出版したり紹介したりすることは、本に携わる人たちにしかできないことだから。小さなルビからはじまる可能性を日本全国へ広げるためにこの記念日がある。