ふくしま夏秋きゅうりの日(7月1日・8月1日・9月1日 記念日)

夏秋(かしゅう)きゅうりの一大産地をエリアに持つ福島県福島市のふくしま未来農業協同組合(通称:JAふくしま未来)が制定。

同組合は機械選果場の整備、独自の取り組みなどにより新規就農者の増加を図り、2023年度の夏秋きゅうりの販売額が日本一に。ふくしまの夏秋きゅうりの美味しさをPRするのが目的。

ふくしま夏秋きゅうりの日

日付は販売額が日本一になったことと、きゅうりの形が1をイメージさせることから、収穫期である7月・8月・9月のそれぞれ1日を記念日としたもの。

記念日は2024年(令和6年)7月17日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。福島県産の新鮮でみずみずしいきゅうりを食べて暑い夏を乗り切ろう。

JAふくしま未来

JAふくしま未来は、福島地区(福島市・川俣町)、伊達地区(伊達市・国見町・桑折町)、安達地区(二本松市・本宮市・大玉村)、そうま地区(相馬市・南相馬市・新地町・飯舘村)の4地区・12市町村から成る。管内面積は福島県全体の19%を占める。

福島県北地域には中心地域を南北に縦貫する形で阿武隈川が流れ、その流域に盆地が広がっている。地域内はモモ・リンゴ・ナシなど全国有数の果樹地帯を形成している他、温泉をはじめとする多くの観光資源がある。

海に面する相馬地域は太平洋と阿武隈高地に囲まれているため、気候は温暖。平坦部では水稲、山間部では畜産が盛んである。管内全域で果物・野菜・水稲・畜産がバランスよく生産されている。

同組合の2024年度産のきゅうりの販売高は51億円を超えており、2023年度の44億8000万円を大きく上回り、過去最高額を更新した。出荷数量は約1万2000トンで、販売高は直売所などの販売実績をあわせて51億1500万円となった。猛暑の中での作業であったが、機械共選の導入により安定した品質と数量の出荷ができた。

2024年度きゅうりの新規栽培者数は38人で、栽培者数の合計は933人。同組合が2023年度から力を入れている「のれん分け方式」が新規就農者増加につながっている。特に雨よけ栽培面積が増加。雨よけ栽培は、露地栽培に比べ安定した生産量の出荷が可能である。今後も継続向上、産地維持のための仕組みづくりに努めていく。

関連する記念日として、同組合は7月13日・7月26日・8月8日を「ふくしま桃の日」、12月13日・1月13日・2月13日を「伊達のあんぽ柿の日」に制定している。

リンクJAふくしま未来

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「7月の記念日」「今日は何の日

関連記事