アイルランドの医療機器メーカー「Medtronic plc」の日本法人である日本メドトロニック株式会社が制定。
「インスリンポンプ」とは、糖尿病のある人(主に1型糖尿病)の血糖コントロールに用いられるインスリンを持続的に注入する小型のポンプのこと。「インスリンポンプ」を医療関係者、糖尿病のある人やその家族、一般の人にも広く知ってもらうことが目的。
日付は血糖コントロールの新たな指標であるTIR(Time In Range)は70%以上にすることが望ましいとされていることから、「TIR70%以上へGo(5)!」と読む語呂合わせで7月5日を記念日としたもの。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本メドトロニック株式会社は1975年(昭和50年)11月17日に設立した会社。東京都港区港南に本社を置く。従業員数は1,525名(2023年3月1日時点)となっている。事業内容として、医療機器の製造、輸入および販売を手がける。代表者は代表取締役の宇佐美英司(うさみ えいし)が務める。
糖尿病は、インスリン不足もしくは作用が弱いために継続的に血糖値が高くなる病気である。主に、体がインスリンを作らないか、体が作るインスリンがうまく機能しない場合に起こる可能性がある。前者を1型糖尿病、後者を2型糖尿病と言う。
糖尿病は長期的に血糖管理をしなければ深刻な合併症をもたらすことが知られている。長期的に血糖を良好に保つため、生活習慣の改善や運動や食事療法は不可欠だが、日々の血糖管理や体調維持のためには、薬物療法も重要な役割を果たす。
インスリン治療を必要とする場合には、一般的に知られる注射のほかに、携帯型ポンプを用いてインスリン注入するインスリンポンプ療法がある。
インスリンポンプ療法では2~3日に1回針を刺すだけで、簡単なボタン操作でインスリンの注入量や注入タイミングを調整でき、人目を気にせずに注入できる。
インスリンポンプは携帯電話や携帯音楽プレイヤーほどの大きさで、皮下に刺されたカニューレという柔らかく細いチューブからインスリンが注入される。状態に合わせて必要なインスリン量を少量ずつ注入することができる。
食事や運動など、急に予定が変更になっても、途中でインスリンの注入を止めたり量を増減したりすることが可能である。
関連する記念日として、11月14日は「世界糖尿病デー」、10月8日は「糖をはかる日」、10月9日は「糖尿病とこころの日」となっている。