1969年(昭和44年)のこの日、7月16日に打ち上げられたアメリカ有人宇宙飛行船「アポロ11号(Apollo 11)」が月面に着陸し、人類が初めて月面に降り立った。
月面に着陸したのは協定世界時(UTC)で7月20日20時17分であり、日本時間では7月21日5時17分。着陸地点は月面の「静かの海」と呼ばれる場所で、月面での滞在時間は21時間30分であった。
月面に降り立った最初の人物であるニール・アームストロング(Neil Armstrong、1930~2012年)船長は「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」(That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.)とのメッセージを地球に送った。
上の写真に写っているのは月面上で船外活動をするバズ・オルドリン(Buzz Aldrin)月着陸船操縦士であり、アポロ11号ではこの2人が月面に着陸した。
「アポロ計画(Apollo program)」は1961年(昭和36年)から1972年(昭和47年)にかけて実施され、全6回の有人月面着陸に成功した。1972年12月までに月面に到達したのは合計12人であり、いずれもアメリカ人宇宙飛行士である。
関連する記念日として、4月12日は「世界宇宙飛行の日」、9月12日は「宇宙の日」、10月4日は「宇宙開発記念日」、12月2日は「日本人宇宙飛行記念日」となっている。