日本三景観光連絡協議会が2006年(平成18年)に制定。
江戸時代前期の1643年(寛永20年)、儒学者・林春斎(はやし しゅんさい、1618~1680年)が著書『日本国事跡考』において、「松島(まつしま:宮城県)」「天橋立(あまのはしだて:京都府)」「宮島(みやじま:広島県)」を卓越した三つの景観とし、これが「日本三景」となった。
記念日の日付は林春斎の1618年(元和4年)の誕生日(グレゴリオ暦)にちなむ。また、この頃は日本三景の特徴でもある青い海と深い緑が際立つ夏の時期でもある。
日本三景は海に面していて、海とともに松の深い緑の景観が美しい。この日本三景をさらに広くPRすることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本三景はいずれも1952年(昭和27年)11月に国の特別名勝に指定されている。また、日本三景はそれぞれ世界遺産登録に動き、1996年(平成8年)12月に宮島の厳島神社(いつくしまじんじゃ)がユネスコの世界文化遺産に登録されている。