昭和かすみ草の日(7月20日 記念日)

福島県会津若松市に本店を置く会津よつば農業協同組合(通称:JA会津よつば)が制定。

日付は「昭和かすみ草」が地理的表示(GI)保護制度に登録となった日の2023年(令和5年)7月20日から7月20日を記念日としたもの。

昭和かすみ草(昭和村)

「昭和かすみ草」はかすみ草特有の匂いを抑制する処理を施し、花き日持ち品質管理認証制度(MPS)や、白い花に安全な染料を吸わせて染め上げるなど、様々な取り組みをして他との差別化を行っているブランドかすみ草。

日本三大生産地の一つに数えられる福島県の昭和村・柳津町・三島町・金山町の「昭和かすみ草」のブランド力を向上させ、その魅力を国内外に発信し、持続可能な産地の確立と地域の活性化が目的。

記念日は2023年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

JA会津よつばのロゴ

JA会津よつばは、2016年(平成28年)3月に会津地方の4つのJA(会津いいで・あいづ・会津みなみ・会津みどり)が合併し、誕生した。会津の豊かな自然と文化を守り、夢と活力のある農業と安心して暮らせる地域社会の実現を目指している。

昭和かすみ草(アルタイル)

昭和村農林水産物集出荷貯蔵施設を通して出荷したかすみ草を「昭和かすみ草」と呼んでいる。同施設は、昭和村の特徴の一つでもある豪雪を利活用して、内部に10tトラック300台分の雪を貯蔵し、夏の間でも予冷庫に自然の冷気を送り出すことができる雪室(ゆきむろ)としても知られている。

低温仕分室から常温の場所を経由することなく、直接トラックに積み込めるパーフェクトコールドチェーン(低温流通体系)が確立されたことから、高品質の状態で消費者の手に届けられるようになった。

かすみ草には「アルタイル」「ベールスター」「スターマイン」「ホワイトビクトリア」などたくさんの品種と、「満天の星」「清らかな恋」「深い思いやり」「親切」「清い心」など、数々の花言葉がある。

和名はムレナデシコで、別名ベビーズブレス(赤ちゃんの吐息)とも呼ばれている。「昭和かすみ草」は花が大きく、日持ちも良いことが特徴。近年はピンク、ブルー、ラベンダー、グリーンなどの染めかすみ草のほか、ドライフラワーとしても人気が高まっている。

関連する記念日として、JA会津よつばは8月6日と9月10日を「南郷トマトの日」に制定している。

リンクJA会津よつば昭和村Wikipedia

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カテゴリー「7月の記念日」「今日は何の日

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