東京都品川区上大崎に事務局を置き、各漁業団体と連携し、漁業経営の安定化や漁師の確保、育成を通じて水産業の発展と漁村の活性化を図る一般社団法人・全国漁業就業者確保育成センターが制定。
日付は、漁師にとって海とは生きる舞台であることから「海の日」と同じ7月の第3月曜日としたもの。国民の祝日と合わせることで、現役の漁師には家族とともに過ごせる日としてほしいという願いも込められている。
食料の安定供給や和食文化の継承のために重要な役割を果たしている漁師だが、その担い手は年々減少している。記念日を通して、より多くの国民が漁師という職業をリスペクトし、漁師に挑戦する若者を増やすことが目的。
記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この記念日の認定をきっかけとして、この日を中心に漁業就業支援フェアなどのイベントが開催される予定である。
「漁師の日」の日付は以下の通り。
食料の安定供給が大きな課題として注目される中、日本は世界的にも豊富な水産資源を有し、また世界の海でも漁業を行っている。その水産資源確保の担い手である漁師の人数は年々減少している。漁師の後継者が減り、高齢化も進んでおり、近い将来、水産資源の確保が人的に難しくなることが心配されている。
そんな中で、同センターでは漁業就業支援フェアや漁師就活セミナー、水産系高等学校での漁業ガイダンスの開催など、様々な取り組みを通じ、漁師の担い手不足の解消に取り組んでいる。それと同時に、漁師になる夢を叶えた若者が、長く働き続けられるよう種々の対応を行っている。
リンク:全国漁業就業者確保育成センター、漁師.jp