公益財団法人・日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会(Japan Paralympic Committee:JPC)が制定。
日付は2021年(令和3年)8月24日に「東京2020パラリンピック競技大会」が開幕することから。なお、大会の開催期間は同年8月24日~9月5日である。
パラリンピックが東京で開催されることを国民の心に深く留めてもらい、パラスポーツやパラアスリートへの関心を高めて、パラリンピック・ムーブメントをレガシーとして発展させることが目的。記念日は2021年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
パラリンピック(Paralympic Games)とは、障がいのあるトップアスリートが出場できる世界最高峰の国際競技大会であり、夏季大会と冬季大会がある。
国際パラリンピック委員会(International Paralympic Committee:IPC)が主催し、大会を通じて共生社会の実現を促進することを目指す。オリンピックが開催される年に、原則としてオリンピックと同じ都市・同じ会場で実施される。
1960年(昭和35年)にイタリアのローマにて開催された第9回ストーク・マンデビル競技大会が、現在では第1回パラリンピックと呼ばれている。その4年後の1964年(昭和39年)に第2回夏季パラリンピックが日本の東京で開催された。
その後、1998年(平成10年)3月5日~14日に第7回冬季パラリンピックが日本の長野において開催され、日本選手の活躍する姿が国民に感動を与えた。
この大会以降、遅れがちであった競技スポーツの分野を促進するため、日本障がい者スポーツ協会の内部組織として、日本パラリンピック委員会が1999年(平成11年)8月20日に厚生省の認可を受け、発足した。
大会の象徴であるマーク(パラリンピックシンボル)は、人間の最も大切な3つの構成要素「心(スピリット)・肉体(ボディ)・魂(マインド)」を赤・青・緑の三色で表している。