1957年(昭和32年)のこの日、秋田県道川海岸のロケットセンターから国産ロケットが初めて打ち上げられ、実験が成功した。
実験を行ったのは糸川英夫博士を中心にした東大生産技術研究所で、観測用ロケット・カッパー4C型1号機は、高度約4万5000mに到達したとき、搭載のガイガーカウンターで宇宙線を観測した。ロケットは、全長5.93m、重量378kgだった。糸川博士はペンシルロケットの開発者であり、「日本の宇宙開発・ロケット開発の父」と呼ばれる。
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