つづく服。の日（9月29日 記念日）
東京都渋谷区神宮前に本社を置き、衣類品や雑貨などファッションアイテムの製造・販売を手がける株式会社ビームス（BEAMS）が制定。
日付は「つづく（9）ふく（29）」（つづく服）と読む語呂合わせから。
サステナブルな暮らしの楽しさや素晴らしさを発信して、一人でも多くの人にサステナブル社会の大切さに気付いてもらい、行動してもらうことが目的。記念日は2021年（令和3年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1976年（昭和51年）2月に創業、1982年（昭和57年）5月に設立した会社で、紳士服や婦人服、こども服、バッグ、靴、雑貨などファッションアイテムの製造・販売、海外の衣類品や雑貨の輸入・販売を手がける。
日本のセレクトショップの草分け的存在であり、アメリカ西海岸をベースとしたカジュアルな商品構成が特徴である。また、ユナイテッドアローズ（UNITED ARROWS）、シップス（SHIPS）とともにセレクトショップの御三家と呼ばれる。
そんな同社では「つづく服。」をプロジェクト名にサステナブル社会の実現に貢献する様々な活動を行っている。素材の提供者や生産者、販売者、消費者などがそれぞれの立場でサステナビリティを実現することがファッションの未来に欠かせないと考えている。
「サステナビリティ（sustainability）」とは、「持続可能性」または「持続することができる」という意味である。
本来は「自然と共生する持続可能な社会システム」を目指す環境保護思想のキーワードで、国連の「環境と開発に関する世界委員会（World Commission on Environment and Development：WCED）」が、1987年（昭和62年）に公表した報告書に「Sustainable Development（持続可能な開発）」という理念について言及したことから広く認知されるようになった。
近年では、企業の社会的責任（Corporate Social Responsibility：CSR）の観点からも、サステナビリティへの取り組みに高い関心が集まっている。
