ティシューの日(10月4日 記念日)

東京都千代田区神田駿河台に本社を置き、フェイシャルティシューやトイレットロール、キッチン用品などの製造・販売を手がける日本製紙クレシア株式会社が制定。

日付は「ティ(10)シュー(4)」と読む語呂合わせから。

多目的に使える生活必需品として無くてはならない存在となったティシュー。普段あまり気に留めることの少ないティシューにスポットライトを当てる日を作り、その便利さについて考える日になればとの願いが込められている。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

日本製紙クレシアのティシュー

同社は1963年(昭和38年)4月2日に設立された会社。そして、アメリカで誕生した世界初のティシュー「クリネックス ティッシュー」の販売元であるキンバリー・クラーク社と提携し、1964年(昭和39年)に日本で初めてのティシューを発売した。

同社ではティシューペーパーのブランドとして「クリネックス(Kleenex)」の他に、同じくキンバリー・クラーク社が有するブランド「スコッティ(scottie)」も取り扱う。

日本製紙クレシア

ティシューペーパーはアメリカで生まれたものであり、語源である英語のつづりは「tissue」となる。「ティシュー」は「ティッシュ」とも表記されるが、日本で初めてティシューを製造・販売した同社では、今でも英語の発音に近い「ティシュー」と表記している。

ティシューは英語では「tissue」または「facial tissue」と言い、代表的な商標を用いて「Kleenex(クリネックス)」と言われることも多い。「tissue」は古期フランス語の「織られたもの」に由来する。「facial(フェイシャル)」は「顔の、顔用の」という意味である。

ティシューは、鼻をかんだり化粧時に使ったりすることも多く、柔らかさとともに、ある程度の強度が必要となる。1枚で2枚分の厚さにするよりも、薄い紙を重ねることでよりやわらかくなるため、2枚重ねにしている。

ティシューの紙には裏表があり、ツルツルした面が表、ザラザラした面が裏となっている。ザラザラした裏面同士を内側にして2枚を重ね合わせることで、ツルツルした面が肌に触れるように作られている。

関連する記念日として、同社は3月5日を「産後ケアの日」、8月18日を「産業用ワイパーの日」、10月11日を「トイレットロールの日」に制定している。

リンク日本製紙クレシアWikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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