トランクルームの日（10月9日 記念日）
全国のトランクルーム、レンタルスペース、貸しコンテナ運営企業をサポートする一般社団法人・日本セルフストレージ協会（JSSA）が制定。
日付は「ト（10）ランク（9）ルーム」と読む語呂合わせから。
慢性的な収納スペース不足に悩む家庭や企業が増え続けている中、トランクルームを生活の中に取り入れることでスッキリと便利で気持ちの良い毎日を送れることをもっと多くの人に知ってもらい、トランクルームの利用促進を図るのが目的。記念日は2021年（令和3年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本セルフストレージ協会（Japan Self Storage Association：JSSA）は、2010年（平成22年）2月8日に設立された団体で、東京都千代田区外神田に事務局を置く。同協会では「トランクルームで、暮らしが変わる、人生が変わる」をテーマに掲げて活動を行っている。
同協会では、業界の市場調査や分析を行い、会員へ様々な情報共有を行っている。また、研修・セミナーを通してスタッフ教育を行い、顧客満足の向上を図り、セルフストレージの認知度向上を目指す。
トランクルームについて
トランクルームは、個人や企業の物品を収納する貸し倉庫などの施設。トランクルームは和製英語で、英語ではセルフストレージ（Self storage）と呼ばれる。大切な物の置き場所がない人にオススメのサービスである。
例えば、個人では衣類や書籍、趣味のバイク・自転車用品、釣り道具、コレクション、レジャー用品など、企業では事務機器や書類などの日常使用しないものをトランクルームに入れておく。
消費者向けサービスの歴史としては、1931年（昭和6年）に倉庫業者がトランクルームを開設したのが始まりとされる。収納ビジネスには、トランクルームやレンタル収納、コンテナ収納などがある。
2011年（平成23年）の東日本大震災が発生して以降、災害の発生に備えて家財道具や思い出の品などを自宅以外の場所に収納しておくという「リスク分散」の観点からトランクルームを利用する人が増えている。
