東京都港区六本木に本社を置き、住宅ローン専門の金融機関として、顧客が暮らす街探し、家探しなどをサポートし、街に関するイベントやサービスを提供するアルヒ株式会社が制定。
日付は11と01で「いい(11)まち(01)」(いい街)と読む語呂合わせから。
記念日を通して、街について改めて考える機会としてもらうことが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社では、自分の住んでいる街やゆかりある街について見つめ直しその魅力を再発見したり、次世代にその良さを継承するなど、定住者の増加や地域の活性化、持続可能な街づくりの一助となるように活動していく。
同社は2000年(平成12年)6月9日に創業した会社で、住宅ローンの貸し出し・取次業務、保険代理店業務、銀行代理業務などを事業として手がける。SBIホールディングス及びSBIノンバンクホールディングスの連結子会社。
2023年(令和5年)9月時点で、全期間固定金利住宅ローン「フラット35」の取り扱い実績では実行件数において13年連続シェアNo.1を続けている。また、住宅ローン事業を中心に、不動産関連事業や住み替え後のコンシューマーサービス事業にも注力することで「住み替えカンパニー」への進化を目指している。
この記念日には、日ごろ何気なく住んでいる街の良さを改めて感じ、称え、感謝する日にして欲しいとの思いが込められている。さらには、住んでいる街やゆかりのある街について本当の良さ・魅力を改めて考え、再評価・再発見をしたり、その魅力を他の街の人に伝えたり、次世代に継承したりする日になっていけばとの考えで記念日が制定された。
同社のWebサイトには「本当に住みやすい街大賞」や「データで見る本当に住みやすい街」などの情報が掲載されている。
関東の「本当に住みやすい街大賞 2023」は、1位が東京都八王子市の西八王子(JR中央本線)、2位が千葉県流山市の流山おおたかの森(首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス)、3位が東京都葛飾区の新小岩(JR総武線)となっている。
また、関西の「本当に住みやすい街大賞 2022」は、1位が兵庫県明石市の西明石(JR神戸線)、2位が大阪府大阪市中央区の本町(大阪メトロ御堂筋線)、3位が大阪府吹田市の北千里(阪急千里線)となっている。
これらの街には、複合商業施設の存在や駅周辺の利便性、公園・図書館などの公共施設、教育・医療環境の整備、マンション建設の計画、今後の発展性などが街の魅力として挙げられている。