東京都中央区湊に事務局を置き、「子どもの貧困をなくしたい」という理念の基に活動する一般社団法人ひとのわが制定。
日付は11月1日を1101とし、「ひ(1)と(10)のわ(1)」と読む語呂合わせから。
満足に食べられない、医療や教育も十分受けられないといった直接的な困窮や、保護者が深夜まで働いているため家での会話がない、一緒に遊ぶツールが手に入らず友達の輪が広がらないことによるコミュニケーション力の低下など、貧困は様々な形で子どもの健全な成長を妨げている。
同法人では、そうした子どもたちを助けるための居場所づくり事業を行っている団体や個人に対して資金援助を行っている。
記念日を通して情報発信を強化し、子どもの貧困をなくしていくことが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般社団法人ひとのわは、2021年(令和3年)3月9日に設立された団体で、事業として貧困児童支援事業や寄付金管理運営を手がける。英語の表記は「General Incorporated Association HITONOWA」となる。
貧困は地球の裏側で起きている他人ごとではない。日本は世界的に見ても、とても恵まれている国だと思われている。しかし、実際は先進7ヵ国(G7)の中でも、子どもの貧困率が高水準な国であり、日本では7人に1人の子ども、実に250万人もの子どもたちが貧困で苦しんでいるという事実がある。
同法人は、貧困に苦しむ子どもたちを「助けたい」という気持ちを応援する。貧困児童の支援活動のやり方には多種多様な方法があり、それぞれの活動が続くことで助かる子どもがいる。
一般社団法人ひとのわ、SKY株式会社、株式会社北海道農陽ファーム、NPO法人Si's、株式会社コアコネクト、医療法人雄昌会は、「ひとのわグループ」を形成し、多種多様な事業を展開する。
「ひとのわグループ」の活動は、貧困児童の支援団体への援助活動などを通じ、「人の和」と「人の輪」を結び付けていく活動である。グループ全体の活動によって結ばれた「和」と「輪」の先に、子どもや大人たちの笑顔が広がっていくことを願って。
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