いいレナウンの日(11月7日 記念日)

東京都江東区有明に本社を置き、アパレル製品および雑貨などの企画・製造・販売を手がけていた株式会社レナウンが制定。

日付は11月7日を「1107」として「いい(11)レナ(07)ウン」と読む語呂合わせから。記念日を制定することで日頃からお世話になってるお客様への感謝の気持ちを表すとともに、社会や社員とのコミュニケーションを図ることが目的。

記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。ただし、その後に同協会の記念日登録は終了したようで、2024年(令和6年)8月時点で同協会の認定記念日としては確認できない。

いいレナウンの日

近年ファッション業界では、天然素材に頼らないものづくりや最新のリサイクル技術など、ものづくりや消費のあり方を見直すサステナブル(持続可能)な社会を目指す動きが高まっている。

レナウンも、現在の環境問題を知り、ファッションのあり方を見直すことで、人々が「楽しみ」「輝き」「豊かになる」社会を創造することを目標に日々活動を続けている。レナウンは、エコでサステナブルな未来へと続く道を歩み続ける。

レナウンについて

株式会社レナウン(Renown Incorporated)は、1902年(明治35年)に創業した老舗のアパレル企業である。メリヤス製品の卸売業者として創業以来100年を超える長い間、同社は災害や戦後の混乱、高度成長期など様々な困難や経験に学びながら、ファッションを通じて人々の暮らしに寄り添うパートナーとして事業を展開してきた。

レナウン

戦後のレナウングループの創設者・尾上清(おのえ きよし、1911~1988年)が語ったように、レナウンの経営理念の原点は「人生を楽しく暮らす」である。繊維に限らず、人生を楽しくするものをつくっていくのがレナウンという会社である。この精神のもと、同社は常にお客様や社会のニーズを大切にし続けてきた。

また、レナウンの理念として、新しさへ立ち向かうチャレンジ精神を常に持ち続け、ファッションを通じて、お客様の新鮮で心豊かなライフスタイルの創造に貢献する「感性創造企業」を目指していた。

その後、経営不振から2010年(平成22年)に中国の繊維会社大手、山東如意グループ(山東省)の傘下に入り、連結子会社となった。

2020年(令和2年)5月15日にグループ会社が東京地方裁判所に民事再生法の適用を申し立て、民事再生手続きに入っていた。しかし、同年10月30日に民事再生手続廃止決定を受け、同年11月27日に破産手続開始決定を受けた。負債総額は民事再生手続開始時点で約138億円。

リンクレナウンWikipedia

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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