感染症に備える日(立冬 11月7日頃 記念日)

東京都中央区日本橋横山町に事務局を置き、国民の健康寿命延伸とヘルスケア産業の育成を支援する公益財団法人・日本ヘルスケア協会(JAHI)が制定。

日付は、冬の始まりを意味し、寒暖差が激しく空気が乾燥して感染症が流行しはじめる時期の「立冬」(11月7日頃)を記念日としたもの。

寒がっている人

免疫機能を正常に働かせ、その状態を維持する「免疫ケア」を啓発することが目的。新型コロナウイルス感染症のパンデミックの経験を未来に伝え、健康でいきいきとした社会を実現したいとの想いが込められている。

記念日は2024年(令和6年)10月15日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

「感染症に備える日」の日付は以下の通り。

  • 2024年11月7日(木)
  • 2025年11月7日(金)
  • 2026年11月7日(土)

日本ヘルスケア協会

公益財団法人・日本ヘルスケア協会(Japan Association of Health care Initiative:JAHI)は、ヘルスケア産業に携わる各業界や団体、企業などからの問題・課題に対して、「ヘルスケア顧問会議」や「日本ヘルスケア学会」などからの意見を参考に、実現のための提言・建議、実現のための研究活動、事業普及推進活動を行う。

政府は2013年(平成25年)6月、日本再興戦略においてこれまでの「生命寿命延伸政策」から「健康寿命延伸政策」に政策転換を図り、「ヘルスケア産業」を育成し支える方針を出した。これに伴い、ヘルスケアを推進する活動や支援が求められ、2015年(平成27年)11月に一般財団法人・日本ヘルスケア協会が発足した。

「立冬」は冬の始まりとされ、一年の中でも最高気温と最低気温の差が最も大きくなる時期にあたる。「立冬」を境に気温は一気に下がり、インフルエンザなどの感染症にかかるリスクも高まる。

感染対策3原則は、(病原体を)持ち込まない・持ち出さない・拡げない。感染対策の主な方法として、手指の消毒、流水による手洗い、マスク・手袋・エプロンの着用、密集・密閉空間を避けるなどが挙げられる。

免疫ケアの方法として、規則正しい生活を心がける、適度な運動をする、栄養バランスの良い食事を摂る、十分な睡眠をとる、ストレスを減らす、腸内環境を整える、体を温めるなどが挙げられる。

関連する記念日として、横綱・谷風梶之助が亡くなった日に由来して1月9日は「風邪の日」、2→1→0と数字が減って0(ゼロ)になる日として2月10日は「ばい菌ゼロの日」、かぜは「急(9)に(2)来る(9)」と読む語呂合わせから9月29日は「かぜ備えの日」となっている。

リンク日本ヘルスケア協会

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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