立冬(11月7日頃 二十四節気)

「立冬(りっとう)」は、「二十四節気」の一つで第19番目にあたる。現在広まっている定気法では太陽黄経が225度のときで11月7日頃。

「立冬」の日付は、近年では11月7日または11月8日であり、年によって異なる。2024年(令和6年)は11月7日(木)である。

「立冬」の一つ前の節気は「霜降」(10月23日頃)、一つ後の節気は「小雪」(11月22日頃)。「立冬」には期間としての意味もあり、この日から、次の節気の「小雪」前日までである。

秋が極まりの気配がち始める頃なので「立冬」とされる。暦の上では冬の始まりとされ、この頃は太陽の光が弱くなり、朝夕など冷え込む日が増える。

江戸時代の暦の解説書『こよみ便覧(べんらん)』では「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。言い換えれば秋の極みとも言え、実際、多くの地域ではまだ秋らしい気配が残り、紅葉の見時でもある。

紅葉した秋の山

秋分」(9月23日頃)と「冬至」(12月22日頃)の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から「立春」(2月4日頃)の前日までが「冬」となる。北国や高地では初冠雪の知らせが届く頃でもある。季語には「冬立つ」「冬入る」「冬来たる」などを用いる。

「立冬」の日付は以下の通り。

  • 2016年11月7日(月)
  • 2017年11月7日(火)
  • 2018年11月7日(水)
  • 2019年11月8日(金)
  • 2020年11月7日(土)
  • 2021年11月7日(日)
  • 2022年11月7日(月)
  • 2023年11月8日(水)
  • 2024年11月7日(木)
  • 2025年11月7日(金)

日本で古くから冬の保存食として伝わる「干し柿」は、この頃に作り始める。干し柿は、よく晴れた日に天日に干して作られる。また、寒風にさらすことで乾燥が進み、甘みが増す。水分が抜けて甘みが凝縮された干し柿は、自然な風味が楽しめる。

「立冬」にちなんだ記念日は多く、「鍋の日」「巻寿司の日」「鍋と燗の日」「立冬はとんかつの日」「夜なきうどんの日」「腸温活の日」「ココアの日」「湯たんぽの日」がある。

リンクWikipediaコトバンク国立国会図書館

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カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

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