東京都港区虎ノ門に事務局を置き、日本太鼓の伝統伝承と普及・振興を図りながら、太鼓文化の発展に寄与する公益財団法人・日本太鼓財団(にっぽんたいこざいだん)が制定。
日付は数字の1を太鼓を打ち鳴らすためのバチに見立てたものであり、太鼓の全国組織である同財団の前身の財団法人・日本太鼓連盟が設立された日の1997年(平成9年)11月11日から11月11日を記念日としたもの。
日本の伝統文化である日本太鼓・和太鼓の活性化、太鼓の魅力を一般の人に広く発信し、理解を促進するのが目的。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
公益財団法人・日本太鼓財団(Nippon Taiko Foundation)は、郷土の特色を色濃く伝える伝統・民族芸能として、各地の太鼓が注目され始めた1979年(昭和54年)に、全国の鼓友が集まり、日本太鼓の普及と相互の親睦を目的に全日本太鼓連盟として結成したのが始まりである。
日本太鼓の伝統を正しく継承・保存するとともに、新たな創作活動の普及・振興を図るため、各種事業が展開されてきた。
そして1997年11月11日、日本船舶振興会(現:日本財団)の支援を得て法人化し、財団法人・日本太鼓連盟が設立され、2012年(平成24年)4月1日に公益財団法人・日本太鼓財団へと移行した。
古来より、日本太鼓は神事や祭礼、または伝達手段として、重要な役割を担う楽器として伝えられてきた。最近では伝承・伝統音楽としての太鼓のほか、新たに創作太鼓が加わり、音楽の一分野として国内で目覚ましい発展を遂げている。
太鼓に向かう真摯な態度、団体演奏に必要となるチームワーク力が培われ、礼と節が身につくほか、全身を使った演奏は体力づくりに、そして、太鼓のリズムは生活リズムを養うとして注目されている。
愛好者は子どもから高齢者にまで幅広く、最近では女性グループも増え、男女比率も均衡してきた。また、身体・知的障害者グループも誕生しており、太鼓演奏が心身の療育に寄与することも立証されている。さらに「日本の心」を伝えるものとして、海外からも高く評価されている。
日本太鼓財団では日本太鼓の演奏会として、全国フェスティバルであるジャンボリーや障害者大会、大学太鼓フェスティバル、浅草太鼓祭、国民文化祭を開催しており、世代・性別・国籍・障害の有無を超えた太鼓打ちによるパフォーマンスを見ることができる。
関連する記念日として、「10」と「10」で和太鼓の音の「ドンドン」と読む語呂合わせから10月10日は「和太鼓の日」となっている。