数字で見る「日本の1日」

宇田川勝司著の『日本で1日に起きていることを調べてみた』(ベレ出版、2018/2/17発行)の内容を中心に、1日という単位でこの日本で何が起きているのかを紹介してみる。

日本で1日に起きていることを調べてみた
画像元Amazon

  • 1日に全国のコンビニで廃棄される食品:100万食
  • 売れ残りや食べ残しなどの食品ロスは家庭や飲食店を含めて年間約632万トンにもなる。日本が海外で飢餓に苦しむ人達に援助している量は年間約320万トンであり、およそ倍の量が廃棄されている。

  • 1日に発生する万引きの被害額:12億6,000万円
  • 警察庁の発表によると万引きの年間被害額は約4,615億円となっている。

  • 1日に失われる日本の田畑:約68ha
  • 人口減少などで耕地が減少している。約68haは東京ディズニーランド1.3個分に相当する。

  • 1日に病院で新たに「がん」と診断される人:2,800人
  • がんの患者数は年々増えていて、日本人の2人に1人は「がん」にかかり、3人に1人が「がん」で死亡するというデータもある。

  • 1日に亡くなる人:3,280人
  • 1日に生まれる人は2,935人であり、人口の減少数は1日当たり345人となる。

  • 1日に日本国内で送受信される迷惑メール:4億6,213万通
  • 日本のビジネスマンが1日に迷惑メールの処理にかかる時間は1日で8分だという。これは1年間で49時間であり1週間分の労働を無駄にしている事になる。

2018/8/2

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カテゴリー「生活・科学

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