睡眠のゴールデンタイムは重要ではない

多くの女性に知られている睡眠のゴールデンタイム。午後10時~午前2時の時間帯に成長ホルモンが多く分泌されるため、「この時間に寝れば美肌になれる」という定説がある。

しかし、睡眠のゴールデンタイムに寝る事は重要ではない。この時間帯に寝る事がお肌に良いと言われているが、午後10時~午前2時の時間にとらわれる必要はない。

睡眠

お肌と睡眠の関係で言うと、きちんと成長ホルモンが出れば良い。睡眠の質と成長ホルモンの分泌に関係があるという事が最近の研究で明らかになってきた。睡眠に入って2時間ぐらいの深い睡眠のところで成長ホルモンが多く分泌される。深い眠りのある良質な睡眠が取れれば、成長ホルモンは分泌されるため寝る時間帯は関係ない。重要なのは時間帯ではなく良質な睡眠という事である。

ちなみに、睡眠時間が3時間以内だと病気のリスクが高まるため、大人は最低6時間の睡眠。そして、子どもは身体の発達にも関係するため最低8時間の睡眠を取る必要がある。体調の管理をするために出勤時間から逆算すると、結果的に睡眠のゴールデンタイムが午後10時~午前2時となり、これが世に広まったのである。

2018/8/3

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カテゴリー「生活・科学

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