1Lの牛乳パックの体積に関する少し意外な事実についての話である。
画像元:雪印メグミルク
牛乳パックの中には牛乳1Lが入っている。1Lは1,000mLであり、体積は1,000cm3のはずである。1Lの牛乳パックは各メーカー同じ大きさになっている。しかし、牛乳パックの直方体の部分の大きさを正確に測ってみると、不思議な事に7cmx7cmx19.4cm=950.6cm3という結果になる。
牛乳パックがプラスチックで出来ていて全く変形しないなら950.6cm3分の牛乳しか入らないが、牛乳パックは紙で出来ていて牛乳を入れるとその重さで膨らむ。牛乳パックが膨らむ事でちょうど1Lの牛乳が入るようになっている。つまり、牛乳パックは紙で出来ていて、牛乳を入れると膨らむ事を事前に想定して作られているのである。実際に中身を出して確認してみると、ちょうど1L分の牛乳が入っている。
2018/8/5
カテゴリー「食べ物」