800kcalの弁当は1,000kcalかも

800kcalの弁当が実は1,000kcalの恐れがある。カロリー表示には結構あてにならない理由がある。

実はカロリー表示には許容差の範囲が認められている。そもそもカロリーの数字はどうやって算出されるのか。それが『食品成分表』という本である。そこには原材料ごとにそのカロリーが表記されている。例えば、リンゴなら100g当たり61kcal、砂糖なら100g当たり387kcalと載っている。

食品成分表
画像元Amazon

それぞれの原材料においてその数値をg数と掛けて、足した数値がカロリーとなる。例えば、とんかつ弁当の場合、とんかつ:486kcalx1.5+白米:168kcalx1.5+スパゲッティ:168kcalx0.2+ポテトサラダ:122kcalx0.3=1051.2kcalとなる。しかし、ここにカラクリがある。

食品の原材料には産地・季節・部位によってカロリーにバラつきがある。例えば、収穫された都道府県の違うリンゴではそれぞれのカロリーは違う。そこで、食品表示法によって表示カロリーの誤差が±20%まで認められている。そのため、お弁当に入っている食材のカロリーを全部足して1,000kcalだった場合、許容差の範囲である20%の200kcalを引いた800kcalと表示しても法律的には問題ない。

ちなみに、取った方がよいとされる鉄分は、商品によって違う場合もあるが、許容差の範囲が+50%までとなっている。そのため、実際の表記よりも少ない可能性がある。もちろん、正確なカロリー表示に努めるメーカーも多いが、食材に個体差もあるため、多少の誤差はあると考えた方がよい。

2018/8/17

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カテゴリー「食べ物

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