マフィアはレモンがきっかけで誕生した

舞台は世界有数のレモンの産地であるイタリアのシチリア。1800年頃に出現したマフィアはレモンととても深いつながりがあった。

レモン

大航海時代、壊血病というビタミンCの欠乏によって起こる病気が流行した。例えば長旅をする船員などがかかり、出血性の障害が体内の各器官で生じる病気である。この壊血病にレモンが効くのではないかと分かった。シチリアは柑橘類の生産で有名なところで、レモンも作れる。そのレモンの奪い合いになった。

その状況の中で、正義の味方として出てきたグループがいて、その人たちは「マフィオソ」と呼ばれていた。レモンなどを奪われても抵抗ができない、そういう生産者たちを守る人たちだった。最終的にはシチリアが統合されると、今度は逆に悪いことも始めて、マフィオソは現在よく知られている「マフィア」になっていった。

もともとは正義の味方だったマフィアが犯罪集団になったきっかけは、1861年にシチリアがイタリア王国に統合されたこと。戦争に敗れ、イタリアに統合された市民は新政府に不満を募らせ、反政府運動が頻発した。その中心にいたマフィアたちは物資を調達するために犯罪を行うようになり、次第に悪の組織へと成長していったといわれている。

2018/8/26

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カテゴリー「歴史・文化

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