人の目はメイクが原因でどんどん小さくなる

目を大きく見せたい女性には残念な事実で、人の目はメイクが原因でどんどん小さくなる。人の目は20代からの15年で20%も小さくなるという研究データもある。

ポイントとなるのは誰もがやっている「メイク落とし」と「つけまつげ」である。人の目の後方には、まぶたを持ち上げる「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」という筋肉がある。目をゴシゴシとこすってメイクを落とす事が眼瞼挙筋にダメージを与え、それにより目が小さくなってしまう。

目の筋肉
画像元日本形成外科学会

そもそも眼瞼挙筋は、まぶたの開閉に使う筋肉で年を取ると老化しやすい。さらに目元の皮膚は他の皮膚に比べて、3分の1の厚さしかないため物理的な刺激に弱い。メイクを落とす時に早く落としたいと、力強く、雑にこする事が筋肉と皮膚を傷つけてしまう。メイクを落とす時は焦らずにメイクを浮かせてから優しく流す事が大切である。

もう一つの残念な事実は、つけまつげでも目が小さくなる事である。つけまつげを付けるとその重みでまぶたの裏側にある「ミュラー筋」が伸びてしまう。「眼瞼下垂(がんけんかすい)」というまぶたが上がりにくい状態になり、目が小さくなってしまう。眼瞼下垂にならないために目元の筋肉を鍛える方法もあるようだが、近年では眼瞼下垂を矯正する整形手術も増加している。

リンクWikipedia

2018/9/24

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カテゴリー「生活・科学

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