沖縄の牛乳パックは1Lではなく、946mlと表記されている。
上の画像は沖縄の牛乳で、左側が沖縄森永乳業、右側がEM玉城牧場牛乳のものだが、どちらもその量は946mlと表記されている。これはアメリカの統治下だった時代が長かったため、単位がメートル法の「リットル」ではなく、ヤード・ポンド法の「ガロン」を使っていた事に由来する。1ガロンが約3.785Lで、4分の1ガロンが946mlである。946mlが1Lに一番近い量であるため、ちょうどよいという事でそのまま946mlが使用されている。
そのほか、牛乳と同様に紙パックに入ったコーヒーや紅茶、カフェオレ、ココア、乳酸菌飲料なども946mlとなっている。また、一般的には紙パックで1Lの半分量の500mlが使用されるが、沖縄では8分の1ガロンの473mlで販売されている。
2018/10/13
カテゴリー「食べ物」