飛行機の機体が白色の理由

空港には様々な航空会社の飛行機が並んでいるが、JALもANAも海外の航空会社も多くの飛行機の機体は白色をしている。機体を白くするのには大きなメリットがあるためである。

ボーイング747

いくつかの理由があるが、最も大きな理由は白が一番安いためである。ジャンボジェットを全部塗ると塗料を約600リットル=ドラム缶3本分も使う。その重さは約200kgにもなる。また、赤や青で色を塗る時には下地を白で塗る場合が多く、白で塗った後にもう1回色を塗る必要がある。

白は他の色に比べて塗料の値段が安く、さらに白なら1つの塗料で済む分安上がりである。また、塗料は大した重さではないようにも思えるが、塗料の重さ約200kgで燃費が大きく変わってくる。塗料のコストと軽量化による燃料費で白が最も安上がりである。

その他にも、機体が白いと熱を吸収しにくく客室の温度上昇を抑えられる、整備の時にオイル漏れや塗装の腐食を発見しやすい、白い機体は安心感や清潔感を与えられるなどのメリットもある。

リンクJALWikipedia

2018/10/30

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カテゴリー「乗り物

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