「きのこの里」「たけのこの山」は商標登録済み

「きのこの山」と「たけのこの里」は、株式会社明治が製造・販売している超ロングセラーの大人気お菓子である。「きのこの山」は1975年(昭和50年)に、「たけのこの里」は1979年(昭和54年)に発売された。

「きのこの山」「たけのこの里」

これらの商品は年間240億円も売り上げる人気商品で、その人気からお菓子だけでなく、「きのこの山 VS たけのこの里 オセロゲーム」などの商品も販売されている。実は「山」と「里」を入れ替えた「きのこの里」と「たけのこの山」という名前も販売元の明治が商標登録の出願をしている。

これはカシオの腕時計「G-SHOCK」が「A-SHOCK」から「Z-SHOCK」まで全て商標登録して押さえているのと同じで、世の中に類似品が出回るのを避けるために、実際の商品があるわけではないが商標登録を行っている。

明治が商標登録の出願をしたのは2016年(平成28年)12月のことで、これには同年10月に世界的大ヒットとなったピコ太郎の「PPAP」が無関係の大阪の企業に先に商標出願されたことがきっかけとなっている。この会社は他にも「プレミアムフライデー」や「恋ダンス」など話題のワードも商標出願しており、明治は類似品を販売されるのを防ぐために商標出願をし、無事に登録されている。

リンク明治

2018/11/3

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カテゴリー「食べ物

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