オフィス家具がグレーだらけの理由

一昔前のオフィスはグレーを基調とした地味なイメージがあるが、これは派手を好まない日本人のセンスではない。そして、オフィス家具がグレーなのは日本が発祥ではない。

当時のスチール家具

オフィス家具にグレーが多いのは日本人の思い込みから来ている。なぜ揃いも揃ってオフィス家具は灰色ばかりなのか。これには戦後の米軍が関係している。

日本で最初にグレーのオフィス家具を製造したメーカーは株式会社オカムラ(旧社名:株式会社岡村製作所)である。戦後まもなく、横浜に駐屯していた米軍からオフィス家具の発注があった時、色の指定があった。その色は米軍の戦艦や戦闘機に使われていた軍用色のグレーだった。この軍用色が日本に大きな影響を与えた。

当時その頃から日本のオフィスでもスチール家具が普及し始めていた。戦時中、日本は鉄が不足していて、木製家具しか作っていなかった。そして、戦後初めてスチール家具を見て、「スチール家具=グレー」という思い込みが生まれたと言われている。

その結果、日本のオフィスは進駐軍が残していったグレーで溢れかえっていった。オフィス家具がグレーだらけなのは進駐軍を真似した名残だった。

リンク:ITmedia エンタープライズ

2018/11/7

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「歴史・文化

関連記事