文房具の中には暗殺事件がきっかけで広まったものがある。それが鉛筆削りである。
1960年(昭和35年)10月12日、日比谷公会堂の壇上で演説中だった当時の日本社会党委員長の浅沼稲次郎を皆が見ている前で17歳の青年が刺殺するという凄惨な事件が起きた。その時、犯人はナイフを使ったが、その当時子どもは鉛筆を削るために皆ナイフを持っていた。しかし、このショッキングな事件が起きたことで子どもにナイフを持たせない方がいいということで、「子どもに刃物を持たせない運動」が起きた。その結果、安全な形で使用できる鉛筆削りが普及した。
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2018/11/15
カテゴリー「歴史・文化」