花粉の計測方法と飛散量が多い日

花粉症に悩む人は4人に1人とも言われ、今や国民病とも言える状態である。花粉症シーズンには毎日のようにニュースでも花粉予想が発表されている。

花粉量の計測方法は意外にもアナログで、人の目で行っている。日本ではダーラム式花粉計測器が一般的で、中央にワセリンなどを塗布したスライドガラスを設置し、24時間放置して風に流されて付着した花粉を採取する仕組みである。それを顕微鏡で見て1平方cmあたりに花粉がいくつ付いているかをカウンター片手に人が計測する。その数をもとに花粉飛散量を予測している。

ダーラム式花粉計測器
ダーラム式花粉計測器

花粉は晴れた日に飛散量が増え、雨の日はつぼみが開かないため飛散量が減る。そして、最も花粉の量が多くなるのは雨の日が終わった翌日の晴れの日である。この日は溜まった分の花粉が一気に飛びまくる。雨の日はつぼみが開かないため飛びづらく、それが晴れることによって開くため溜まってたものが飛ぶ。

雨の日の翌日に花粉が多いのにはもう一つ理由がある。雨で地面に叩き落とされた花粉は、水に濡れると破裂して細かくなる。翌日晴れることでそれが一気に空気中に舞い上がる。そのため、雨の日の翌日は、上と下から花粉の波状攻撃を食らう危険性が非常に高い。

花粉対策として雨の日の翌日は道の真ん中を歩くのがよい。雨の日の翌日は埃とともに道の端に破裂して細かくなった大量の花粉が溜まっている。そのため、道の中央を歩くことで下から舞い上がる花粉を避けることができる。

さらに服装にも花粉から身を守る対策がある。雨が降った翌日は表面が毛羽立ったウール素材はできるだけ避けて、花粉が付きづらいナイロン素材を着用するのがよい。雨で破裂した花粉は払いづらいため、付着しにくく付いても払い落としやすいナイロン素材が最適である。

リンク:日経トレンディネット

2018/11/10

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「生活・科学

関連記事