ヨガは痩せるためのものではない

世の美しい女性たちがこぞって実践している「ヨガ」だが、ダイエット目的でヨガを取り入れる人も多い。しかし、ヨガは痩せるためのものではない。

ヨガ教室

もともとのヨガは大きな存在と自分がつながれるような内面の安定を得るためで、結果的に体を鍛えることになるかもしれないが、体を鍛えること自体が目的ではない。ヨガは呼吸・姿勢・瞑想を組み合わせて心身の緊張をほぐし、心の安定とやすらぎを得ることが目的である。そのため、消費カロリーも少なく、ダイエットには不向きとも言える。

ヨガの消費カロリーは1時間行って約100kcalであり、これは10分間のジョギングの消費カロリーと同じである。ただし、フィットネスが主な目的の「パワーヨガ」や、室温40℃前後・湿度60%前後の環境で行う「ホットヨガ」の場合はその消費カロリーも200kcal以上と多くなる。

ヨガは基礎代謝が上がることが考えられるが、ヨガインストラクターの体験談としては、ヨガを始めたことで意識が変わり、食事にも気を使うようになったことが痩せた一番の理由だという。また、ヨガ以外にも筋トレを行うことで体型を維持しているとのことだった。

ちなみに、東京都世田谷区にある「用賀」という地名は「ヨガ」に由来する説がある。鎌倉時代初期に勢田郷の原野に瑜伽(ゆが)=ヨガの道場が開設され、それが転じて用賀という地名になったと言われている。

リンクWikipedia世田谷区

2018/11/28

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カテゴリー「生活・科学

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