年を取ると運動をした3日後に筋肉痛になるなど、筋肉痛が遅れてやってくるという俗説がある。しかし、筋肉痛が遅れてくるのは年のせいではない。
筋肉痛がくるタイミングは実は「年齢」とは関係がなく、「運動の激しさ」と関係がある。筋肉痛はスポーツや筋トレなど激しい運動の場合は早くやってきて、ウォーキングなど軽い運動の場合は遅れてやってくる。
そもそも年配の人は若い人のような激しい運動をやらないので、すぐに筋肉痛になることが少ない。逆に若い頃には筋肉痛にならなかった軽い運動でも筋肉痛になってしまうので、遅くくる筋肉痛ばかりを感じるようになる。そのため、年を取ると筋肉痛が遅れると感じてしまっていた。
2019/1/18
カテゴリー「生活・科学」