病院のエレベーターには普通のエレベーターには付いていない大切な機能がある。それが直行運転の切り替えスイッチである。
病院のエレベーターで内側にある「開くボタン」と「延長ボタン」を同時に押すなどの操作をすると専用運転になり、目的の階までノンストップで運転をすることができる。この場合ほかの階で誰かがボタンを押していても止まることがない。これは医者や看護師の判断で緊急の患者のために使用される。
そのほかに、病院のエレベーターには外側に「緊急ボタン」、内側に「専用ボタン」がある場合もある。緊急ボタンはほかの階で止まることなくその乗り場まで直行し、専用ボタンは上記の専用運転と同じで目的の階まで止まることなく直行する。また、医師や看護師がポケットにリモコンを入れておくだけで直行運転に切り替わる病院用エレベーターもある。
リンク:日立ビルシステム
2019/3/14
カテゴリー「生活・科学」