坂道には男坂と女坂がある

坂道には男と女の性別がある。例えば、東京都文京区にある湯島天満宮に続く坂道には「男坂」と「女坂」がある。

男坂
男坂
女坂
女坂
画像元:墳丘からの眺め

湯島天満宮に続くこの男坂は38段で正式な名前は天神石坂、別名は天神男坂である。すぐ脇には33段で男坂よりも緩やかな女坂がある。梅まつりの頃には男坂と女坂の間の白梅が咲きそろう。

その他にも、東京都八王子市の高尾山薬王院に続く坂道にも2本に分かれた男坂と女坂がある。さらに、神奈川県鎌倉市の瑞泉寺にも男坂と女坂がある。男坂や女坂というのは神社や寺に多くある。上ると同じ場所にたどり着く2つの坂だが、男坂は傾斜が急なのに対し、女坂は角度も緩やかで踊り場もあるのが特徴である。

神社や寺はかつて修行の場でもあった。男坂とはかつて僧侶の修行の場とされた坂道である。しかし、後に一般の参拝客が訪れるようになると女性でも上れるなだらかな坂道をつくる神社や寺が増加した。そして、いつしか傾斜の違う2つの坂を「男坂」「女坂」と呼ぶようになった。

リンク:湯島天神高尾山マガジン

2019/3/17

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カテゴリー「歴史・文化

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