選挙ポスターは四角でなくても良い

選挙が近付くと街には立候補者の選挙ポスターが選挙掲示板に貼られる。その選挙ポスターの形は、実は四角でなくても良い。

選挙ポスター

一般的な選挙ポスターは四角形であり、普段見かけることはないが四角以外の形が規制されているわけではない。個人の選挙運動用ポスターの場合、公職選挙法で「長さ42cm、幅30cmを超えてはならない」と定められている。しかし、形については決まりがなく、公職選挙法で決められた大きさの範囲内であれば四角以外の形でも問題ない。

そのため、三角形や星形でも良い。過去には市民につながった政治をしたいとの思いから輪をイメージした丸型のポスターを使った立候補者や、八角形、ハート型のポスターを実際に使った立候補者がいる。

四角以外の形のポスターが少ない理由としては、四角のポスターに比べて裁断に時間とお金がかかることが挙げられる。四角以外を採用する立候補者が少ないだけで、その形は自由である。

なお、選挙ポスターの材質にも決まりはないが、掲示板や壁に貼り付けるポスターであることから、立体感のあるものはポスターとして認められない。過去にはベニヤ板に記載したものを使おうとして差し止められた事例がある。

リンクNHK選挙WEB

2019/4/20

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「歴史・文化

関連記事