夜の空を彩る東京タワーのライトアップは、2月14日のバレンタインバージョンや12月24・25日のクリスマスバージョンなど様々なデザインがある。
そんな中、東京タワーでは月に一度「タワー上半分のライトを消す」という演出を行っている。上半分をあえて消すのにはある目的があるためである。それは「満月の美しさを際立たせて鑑賞しやすくするため」である。
もともとは毎年9月の「中秋の名月」と時だけ上半分を消していた。しかし、満月は毎月やってくることからライトアップも毎月行うようになった。夜空を見上げる機会を増やしてほしいと始めた取り組みである。
ちなみに、満月の時のライトアップの下半分は12ヵ月のイメージに沿った季節のカラーに輝かせる点灯をしている。東京タワーは月が美しく見える場所として「日本百名月」に認定・登録された。
また、10月1日の「乳がんキャンペーン」の時にはキャンペーンのシンボルカラーであるピンク色、10月31日の「ハロウィン」の時はオレンジ色と赤紫色になるなど様々なライトアップを見ることができる。
リンク:東京タワー
2024/10/15
カテゴリー「生活・科学」