兵庫県尼崎市に本社を置き、様々な種類のチョコレートの製造・販売を手がける高岡食品工業株式会社が制定。
日付は「麦チョコ」は夏でも食べやすいチョコレート菓子なので、夏の始まりを意識する7月1日に。
同社を代表するロングセラー商品の「麦チョコ」は1972年(昭和47年)の発売以来、製法も味も変えずに作り続けられてきた。子どもからシニア世代まで、誰もが知っている「麦チョコ」という駄菓子をこれからも多くの人に愛してもらうのが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
高岡食品工業は、1877年(明治10年)に菓子問屋として創業し、戦後間もない頃よりチョコレート製造を開始した老舗のメーカーである。今ではチョコレートを専業とし、長年の経験によって培われた技術を活かしてものづくりに励んでいる。
近年ではお客様の多様化するニーズに応えるため、独自性の強い商品開発に力を入れている。同社はこれからも人々を笑顔にするため、チョコレートを作り続ける。
麦チョコは、日本の駄菓子の一つで、小麦や大麦のポン菓子をチョコレートでコーティングしたもの。同社の「麦チョコ」は、夏の暑さでも溶けにくいチョコレートを考案していたところへ、知人のポン菓子業者からポン菓子にチョコレートをコーティングすることを提案され、この2つのアイディアが合致して誕生した。
当初は駄菓子屋で量り売りされていたが、間もなく小袋入りの商品で販売されるようになった。同社の商品として、麦チョコのイチゴ味バージョン「いちごむぎ」もある。この商品はサクサクとした麦の食感にイチゴの風味が楽しめる。