新潟県糸魚川市の一般社団法人・糸魚川青年会議所が制定。
日付は7月7日の「七夕」が「笹の節句」と言われていることから。糸魚川には代々伝えられてきた様々な郷土料理があり「笹ずし」もその一つである。糸魚川の伝統文化である「笹ずし」を地域が一体となって発信していくことが目的。「糸魚川笹ずしグランプリ」なども開催している。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「笹ずし」とは、クマザサの葉の上にひと口大にした寿司飯を盛り、具材や薬味を乗せた寿司である。新潟県ならびに長野県北信地方の郷土料理でもある。
具材は、ワラビ・タケノコ・水もどしした干しゼンマイなどの山菜のほか、クルミ・ニンジン・ヒジキ・油揚げなどを使う。薬味として、紅しょうがをあしらうことが多い。具材は、地域・家庭によって異なり、サケのそぼろや錦糸卵などを乗せる地域もあるなど、郷土色を感じさせるものとなっている。また、押し寿司にしたり、寿司飯に具材を混ぜ込む場合もある。