京都府京都市山科区に本社を置き、学習教材の出版などを手がける株式会社新学社が制定。
同社の家庭教育部門で小・中学生の家庭学習教材誌『月刊ポピー』を出版する全日本家庭教育研究会(通称:全家研)とともに、教育は家庭教育からの理念のもと、親子の寄り添いを軸とした家庭教育の大切さを全国の家庭・保護者に再認識してもらい、社会全体が家庭教育の在り方について考えるきっかけの日とするのが目的。
日付は全日本家庭教育研究会が家庭教育の確立を目的に発足した1973年(昭和48年)7月14日にちなんで。
記念日は「新学社・全日本家庭教育研究会の『家庭教育を考える日』」の名称で2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
全家研は発足以来、お母さん方からの共感の輪に支えられ、『月刊ポピー』を通じて、草の根の家庭教育運動をたゆまずに展開してきた。全国に約450の支部があり、京都にある本部では教材『月刊ポピー』の企画が行われ、全国の支部および教育モニターを通じて、各会員の家庭へ届けている。
また、全家研では独自の「教育対話制度」により、教職経験豊かな「教育対話主事」の先生を中心として、全国の会員を対象に、子育て・教育相談、教育講演会、母親セミナー、ポピー教室などを実践し、きめ細やかな家庭教育への支援を行っている。
『月刊ポピー』は全家研の発足と同じ1973年に創刊された。創刊以来50年にわたり「自ら学ぶ力」と「学習習慣」を身につけられる教材として多くの家庭で愛用されてきた。
教材とサービスの向上を追求し、ポピーでは書いて学ぶ「紙での学習」を中心に、デジタルを活用した教材も取り入れることで「紙+デジタル」の学びを提供している。幼児から中学生までの成長に合わせて、自ら学ぶ子を育てるサポートをしている。