宮崎県延岡市に事務局を置き、助産師などで構成される日本いのち心アカデミー協会が制定。
日付は「海の日」の漢字を変えると「産みの日」と表現できることから、国民の祝日「海の日」と同じ7月の第3月曜日としたもの。
妊娠や出産に関わる直接的な性行動だけでなく、ジェンダーや人権、人との関係性などを含む広義の性教育の啓蒙活動を行い理解を促すことが目的。
記念日を通して多くの人が性教育の必要性を理解するきっかけとし、いのちの尊さ、相手を尊重する心、自分を大切にすることを考える一日にしてほしいという願いが込められている。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「性教育を考える日」の日付は以下の通り。
日本いのち心アカデミー協会では、0歳から性教育を伝えていく。性教育は特別なものでなく、恥ずかしいものでもなく日常的に家庭の中から伝えるもの。いのちを大切にすること、自分の体や心はもちろん、相手の体や心を守る大切さを小さな時から伝えている。
宮崎市男女共同参画センターでは2022年7月17日(日)に、この記念日の制定を記念して、性教育に興味のない人も参加してもらい、興味を持ってもらうイベントとして、助産師による「0歳から始める性教育」のイベントを開催した。性教育は相手も自分も大切にする心を育てるものである。
リンク:日本いのち心アカデミー協会