徳島県徳島市に事務局を置く徳島県阿波尾鶏ブランド確立対策協議会が制定。
日付は徳島県の地鶏である「阿波尾鶏(あわおどり)」の命名にも関係する同県の夏の最大のイベント「阿波おどり」が、同県内の先陣を切って8月9日に鳴門市で行われることから、その前日の8月8日を記念日としたもの。
「阿波尾鶏」の安全性や美味しさをより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
また、「阿波おどり」の前日のこの日に抗疲労効果のあるイミダゾールジペプチドを多く含む「阿波尾鶏」を食べ、「阿波おどり」を精一杯楽しんでもらいたいとの願いが込められている。
阿波尾鶏は、徳島県で古くから飼育してきた赤笹系軍鶏に改良努力を重ねて誕生した地鶏である。同県の「阿波おどり」に由来して「阿波尾鶏」と命名されたこの地鶏は、1990年(平成2年)2月から販売が開始された。
また、阿波尾鶏は、県西部や県南部の、自然に恵まれ、ゆったりとした環境の中で、80日以上かけて丹念に飼育される。じっくり育てた阿波尾鶏の肉は、やや赤みを帯びた肉色で、その肉質は低脂肪で、コク・甘味・旨味・コシがあって、噛むほどに美味しいのが特徴である。
同協議会のWebサイトでは、阿波尾鶏を使用した油淋鶏(ユーリンチー)や唐揚げ、ホイル蒸し、手羽もとのさっぱり煮や味噌焼きなどのレシピと、その作り方の動画を公開している。