ロングライフ紙パックの日(8月9日 記念日)

食品の紙容器や加工機器を提供し、紙パックのトップシェア企業である日本テトラパック株式会社が制定。

日付は「ロングライフ紙パック」の「パ(8)ック(9)」の語呂合わせから8月9日としたもの。

紙パック

身近な飲料製品に使われ、環境負荷も低く、アセプティック(無菌)充填をすることで常温で長期保存もできるロングライフ紙パック。その利点をより多くの人に知ってもらい、環境に配慮した食品ロスの少ないライフスタイルを届けるのが目的。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

テトラパックのロゴ

テトラパック(Tetra Pak)は、食品用紙容器の開発・製造を主たる業務とする国際企業。スウェーデンで創業し、スイスのローザンヌに本社を置く。同社が開発した「三角パック」の俗称で知られる、四面体型紙容器の商品名でもあった。

日本におけるテトラパックは、日本テトラパック株式会社と、包材の製造工場である御殿場テトラパック合同会社の2社で構成される。テトラパックは世界中の人々が食品をどこでも安全に入手できるようにしたいと考えている。

上の企業ロゴにも記載されている「PROTECTS WHAT'S GOOD」(大切なものを包んでいます)はテトラパックブランドの約束である。同社の三角パックの容器は1952年(昭和27年)に開発・発売された。

ロングライフ紙パックは、冷蔵庫に入れることなく常温で保存ができ、食品ロス削減にも貢献できる優れた商品。すでにスーパーや自動販売機、ネット通販など、私たちの身近な飲料製品に多く使われている。

ロングライフ牛乳

例えば、ロングライフ牛乳であれば保存料不使用なのに常温で約2ヵ月の保存が可能で、賞味期限が長いのが特徴。アセプティック技術による無菌化や特殊な容器包材の構成は、中身の食品の劣化を防ぐとともに、酸素や光を遮断して色や風味を損なわずに食品の品質を保つことができる。

また、紙容器の原料のうち70%以上が再生可能資源を使用しており、使用済み紙容器はトイレットペーパーなどにリサイクル可能。ロングライフ紙パックは安心・安全で環境にも配慮した商品である。

リンク日本テトラパックWikipedia

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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