テロ被害者想起と追悼の国際デー(8月21日 記念日)

2017年(平成29年)12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Remembrance and Tribute to the Victims of Terrorism」。

International Day of Remembrance and Tribute to the Victims of Terrorism

テロリズム(テロ)の被害者を称え、彼らを支援すること、人権と基本的自由の享受を促進・保護することが目的。また、テロ被害者に一人ではなく、どこにいても国際社会が連帯していることを示す日である。この日を中心として、ニューヨークの国連本部では写真展が開催される。

テロとは、何らかの政治的な目的を達成するために暴力や脅迫を用いることを言う。近年、アメリカやフランス、スリランカ、アフガニスタン、パキスタン、イランなど多くの国でテロ事件が発生しており、テロの可能性を無視できる国はない。テロは現代の最も困難な課題の一つであると同時に、国際の平和と安全にとって深刻な脅威にもなっている。

テロを防止するためには国際レベルでの協力と対応が必要である。国連は連帯して立ち、テロ被害者への能力開発などの適切な支援、市民社会のネットワークの確立とその支援を行うなど、重要な役割を担っている。また、加盟国に対してテロ被害者の権利を促進・保護・尊重するよう奨励している。

リンクUnited Nations国連広報センター

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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