大阪府八尾市に本社を置き、総合エンジニアリング企業としてサービスを展開する株式会社YSKが制定。
「スライドシャフト」とは、機械の直線運動や上下運動をする部分に使われ、産業用の機械やロボットなどに組み込まれることが多い部品である。
そのスライドシャフトは、各種産業機械に欠かせない基幹部品であるからこそ、耐摩耗性に優れ、かつ、円筒度や真円度といった幾何公差に対しても規格を十分に満足させる精度の高さが求められる。
記念日の日付はスライドシャフトにおける一般的な公差(金属加工製品において許容される寸法誤差)が公差域クラス「g6」であり「g6」が「96」に見えることと、シャフトを50音順に並べた時に「シ」が12番目、「ヤ」が36番目、「フ」が28番目、「ト」が20番目となり、これらの数字を合算すると「96」になることから。
スライドシャフトの認知度を高め、直動部品業界全体を盛り上げていくことが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
YSKは、1966年(昭和41年)6月に設立された会社で、1本のシャフト造りから始まった。そして、数々の研究開発、試行錯誤を繰り返し、あらゆるユーザーの要求に応え、ハイクオリティーな製品を供給してきた。
独自の技術で生み出されたリニアシャフト・スライドシャフト、駆動軸、リニアブッシュ、台形ネジ軸・ナットなどの製品を今後も様々な分野で活用できるよう、更なるパフォーマンスアップに努めている。
リンク:YSK