宮崎県都城市に本社を置き、本格芋焼酎「黒霧島」など酒類の製造・販売を手がける霧島酒造株式会社が制定。
日付は「く(9)ろ(6)きりしま」(黒霧島)と読む語呂合わせから。
食と響き合う焼酎として1998年(平成10年)の発売から愛され続けている「黒霧島」をさらに多くの人に味わってもらうことが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の看板商品である「黒霧島」は、1916年(大正5年)の創業当時の黒麹仕込みのルーツを受け継いだ本格芋焼酎。黒麹仕込み由来のトロッとした濃厚なコクとあまみ、キリッとした後切れが特徴である。
原材料は九州産のさつまいも・国産の米こうじ。アルコール分は20%と25%の二種類がある。和食・洋食・中華・エスニックなど、ジャンルを問わず美味しい料理をさらに輝かせる引き立て役である。
原料のさつまいもは、九州の肥沃な土地で育ち、でんぷん質が豊富で豊かな風味をもつ「黄金千貫(コガネセンガン)」。また、使用する水は、長い年月、霧島連山の大地に磨かれ都城盆地の地下岩盤の割れ目に蓄えられた、清冽(せいれつ)な地下水「霧島裂罅水(キリシマレッカスイ)」である。
「黒霧島」の味わいは、これら南九州の風土の恵みに支えられ、こだわりの原料と、霧島酒造の高度な製造技術により生み出されている。
同社の本格芋焼酎としては「黒霧島」の他に、「白霧島」「赤霧島」「茜(あかね)霧島」「黒霧島EX」「虎斑(トラフ)霧島」「ゴールドラベル霧島」「黒霧島MELT(めると)」などの商品がある。
関連する記念日として、同社は商品名の由来でもあるさつまいもの育種番号「No.8」から8が重なる8月8日を「KIRISHIMA No.8の日」に制定している。