東京都千代田区神田神保町に事務局を置き、そば屋など約2500店が加盟している東京都麺類生活衛生同業組合が制定。
日付は、新そばの時季を迎えるのが10月であり、10=十は「そ」、8=八は「ば」と読めることから。
美味しいそばをもっと多くの人に味わってもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
東京都麺類生活衛生同業組合は1958年(昭和33年)6月28日に設立した団体。衛生水準の維持向上と、身近な自然食「そば・うどん」の提供を通じて、人々の健康作りを応援する。
蕎麦(そば)とは、穀物のソバの実を原料とする蕎麦粉を用いて加工した麺やそれを用いた料理である。「中華そば」との対比で「日本蕎麦」や「和蕎麦」という表現が用いられるほか、「沖縄そば」との対比では「ヤマトそば」と呼ばれることもある。
歴史は古く、「寿司」や「天ぷら」と並ぶ代表的な日本料理である。蕎麦は専門店だけでなく外食チェーンなどのメニューにも載っている。また、スーパーなど小売店でも麺が乾麺、生または茹で麺の状態で販売され、カップ麺としても販売されている。
日本では年中食べられている料理であるが、縁起担ぎのために「大晦日」の夜に「年越し蕎麦」を食べることが風物詩となっている。
アレルギー原因物質の1つであり、蕎麦アレルギーになると、少量の摂取であっても命の危険があるため注意が必要である。過去には小学校の給食で蕎麦を食べた児童が発作を起こして死亡したこともあり、現在では小・中学校の給食メニューには蕎麦がない。
蕎麦粉、つなぎ、水を用いて作られる。デンプンの少ない蕎麦粉は細く伸ばすと千切れやすいため、大抵はデンプンを多く含む小麦粉をつなぎとして混ぜる。蕎麦粉8:小麦粉2で打ったものは「二八蕎麦」、小麦粉を用いないものは「十割蕎麦」と呼ばれる。
蕎麦のメニューの種類としては、ざるそば(せいろ)・かけそば・天ぷらそば・きつねそば・たぬきそば・月見そば・山菜そば・おかめそば・おろしそば・山かけそば・カレー南蛮そば・鴨せいろ・なめこそばなどがある。