ドーピング0の日(10月8日 記念日)

京都府京都市に事務局を置き、スポーツ界のドーピングを0にし、アスリートの健康を守る一般社団法人・ドーピング0会が制定。

日付は、スポーツが盛んになり国民の祝日「スポーツの日」もある10月の10には1つの0があり、8日の8には2つの0があると見れば10月8日には3つの0があることになる。これを過去のドーピング違反事例から学び、現在のドーピング0を続け、未来のドーピング0を目指すという3つの視点になぞらえたもの。

ドーピング0会

同会はスポーツ医療関係者や弁護士など様々な職種の200人以上からなる専門家集団で、アンチ・ドーピングの知識を広め、スポーツ界のドーピングを0にするための活動を行っている。

スポーツの価値を守り、高めるためにアスリート、スポーツ関係者、スポーツ医療関係者、指導者にドーピング防止の重要性に対する認識を高めてもらうのが目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

同会の理念は、多職種連携でスポーツ界のドーピングを0にするとともに、スポーツの安全・安心に関わる知識提供を通じてスポーツの価値を守り、高めることである。様々なスポーツのアスリートをサポートし、強い信頼関係を築き、ドーピングリスクを0にすることを目指している。

2018年(平成30年)12月にドーピング0会の前身団体が発足し、翌2019年(平成31年)4月にドーピング0会に名称が変更された。会員数は2023年(令和5年)7月時点で261人となっている。

上の画像にある同会のロゴの形は0を表し、水引の線はアスリートとメンバーの結びを意味する。青はスポーツと信頼を表し、グラデーションは様々なスポーツを、緑はメンバーと健康を表し、グラデーションは様々な職種を意味する。同会は多職種が連携してアスリートの健康を守り、スポーツ界に貢献する。

ドーピングの問題にはスポーツ薬剤師が、女性アスリートの問題には産婦人科医が、栄養の問題には管理栄養士が、メンタルの問題には精神科医や臨床心理士が対応する。この多種職の連携が同会の強みである。

リンクドーピング0会

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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