鳥羽の日(10月8日 記念日)

三重県鳥羽市が制定。

鳥羽青年会議所(JC)の呼びかけにより2013年(平成25年)から鳥羽市内の事業者が「鳥羽の日限定のお得な商品やサービスを提供するスペシャルディ」としてスタートしたもので、2020年(令和2年)からは観光・商業団体などによる鳥羽の日・鳥羽の月実行委員会(事務局:鳥羽商工会議所)が組織され、様々なイベントが開催されている。

市内全体で協力連携して取り組みを続けており、マイクロツーリズム(自宅から1~2時間の距離の近場で行う旅行や観光)としての成果をあげていることからさらなる認知度の向上、集客の促進、地域や経済の活性化が目的。

日付は「と(10)ば(8)」(鳥羽)と読む語呂合わせから10月8日を「鳥羽の日」としたもの。なお、「鳥羽の月」は10月の「October(オクトーバー)」と「ディープな鳥羽(奥鳥羽=オクトバ)」をかけたもので10月の鳥羽を楽しもうというもの。

記念日は2023年(令和5年)10月1日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。「鳥羽の日」や「鳥羽の月」には市民や観光客に楽しんでもらえるイベントが各団体により開催される。

鳥羽市

鳥羽市(とばし)は、三重県南東部にある市。1954年(昭和29年)11月1日、志摩郡鳥羽町・加茂村・長岡村・鏡浦村・桃取村・答志村・菅島村・神島村の1町7村が合併して発足した。県内11番目の市。

市章は躍進する鳥羽市の「ト羽」を図案化したもの。市の面積は107.34平方キロメートル、人口は2020年時点で17,525人(男8,255人・女9,270人、7,382世帯)。市の木はヤマトタチバナ、市の花はハマナデシコ、市の鳥はカモメ。

鳥羽市の地図

志摩半島の北東端にあり、西を伊勢市、南を志摩市と接する。北と東は海に面し、伊勢湾と太平洋を分ける位置にある。気候は温暖で、美しいリアス式海岸が広がっていることから、市域全体が伊勢志摩国立公園に指定されている。

鳥羽港は漁港と海上交通の両方で重要な存在である。伊良湖水道を挟んだ対岸に渥美半島(大半が愛知県田原市)があり、伊勢湾フェリーによって連絡する。

養殖業ではカキ(浦村かき)や真珠が有名。海の幸としてはこのほかイセエビやアワビ、海苔なども産する。畜産では加茂牛の飼育が行われている。

近世以降、志摩国の政治・経済・文化の中心地、鳥羽藩の城下町として発展してきた。明治以降も志摩地方の行政・経済の中心として栄えた。アメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラ市と国際姉妹都市を提携する。

鳥羽水族館

鳥羽市最大の観光スポットとして鳥羽水族館がある。海や川の生きもの約1,200種類が飼育・展示されており、その種類数において日本国内で最大である。年間約80万人が訪れ、2015年(平成27年)には累計入館者数が6,000万人を超えた。入館者の8割を大人が占めるという特徴を有し、「質実剛健な水族館」と評される。

関連する記念日として、1876年(明治9年)4月18日に三重県が誕生したことに由来して4月18日は「三重県民の日」となっている。

リンク鳥羽市Wikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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