世界人権デー(12月10日 記念日)

1950年(昭和25年)の第5回国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「Human Rights Day」。

Human Rights Day

1948年(昭和23年)のこの日、フランス・パリで行われた第3回国連総会で「世界人権宣言」(Universal Declaration of Human Rights:UDHR)が採択された。

世界人権宣言は、すべての人民とすべての国が達成すべき基本的人権についての宣言である。また、後に国連で結ばれた「人権条約」の基礎となっており、世界の人権に関する規律の中でもっとも基本的な意義を有する。この宣言は、「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ、尊厳と権利とについて平等である」で始まる全30条と前文からなる。

この日は「人権デー」や「世界人権の日」などとも呼ばれる。日本ではこの日を含む12月4日~10日の一週間を「人権週間」、前一ヵ月の11月11日~12月10日を「人権尊重推進強調月間」としている。

人権週間

「人権週間」は、法務省と全国人権擁護委員連合会が、世界人権宣言が採択されたことを記念して、1949年(昭和24年)に制定した。同宣言の意義を広く国民に訴えるとともに、人権尊重思想の更なる普及高揚を図ることを目的としている。この期間には、全国各地においてシンポジウムや講演会、座談会、映画会などのイベントが開催される。

リンクUnited Nations法務省Wikipedia

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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